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官能小説 肥満熟女の園
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駅へと向かう帰路。
斉藤和枝は髪を後ろで結わえ眼鏡を掛けるスーツ姿。
服装は自分に合うサイズという限られた枠組みの中でも、特に目立たないデザインや色の物を選んでいる。
それは、ただでさえ目立ってしまう肥満体型をこれ以上好奇の瞳に晒さない為の工夫だ。
歩き方にも気を遣っている。
弛む身体を強調する怠惰な動きはせずキビキビと歩く。
事実やり手のキャリアウーマンである和枝をその姿がいっそう厳しそうな女性象としていた。
婚期を逃した理由もこの辺りにあるのかもしれない。

遅い時間であり、和枝と同じく帰宅を目的とした者の姿は疎らだ。
どちらかと言えば、これから街へと出て行く者の方が多い。
和枝は広い歩道を悠々と歩く。
帰宅ラッシュともなればこうはいかない。
和枝の人よりもワイドな身体は集団行動に不向きだからだ。
その事も知る和枝は、この時刻に帰宅する事を目的として、周囲に残業好きと思われていた。

駅前にはティッシュ配りがいた。
二十代中程だろうか。
なかなかに男前だ。
和枝は相手に見ている事を気取らせない高速のチラ見みで異性を確認する。

若い男は手に黒いパッケージングのティッシュを数個持ち左右へ目を走らせていた。
和枝が男を認識した少し遠い位置からその男の横を通り過ぎようとするまで、男はその場から動かず誰にもティッシュを渡してはいない。

「お姉さん。よろしかったらどうぞ」

若い男が突然和枝に声を掛けて来た。
声も静かな調子で良い。

「えっ!? わたし?」

和枝はその厳しい風貌からキャッチやティッシュ配りから声を掛けられた事が少ない。
それはちょっとした誇りでもあったが寂しくも感じていた。
若い男と会話する事にも免疫の無い和枝は、とりあえずティッシュを受け取りその場から足早に離れた。
声を掛けられドキドキしてしまったからだ。
最後にお姉さんと言われたのは何年前であろうか。
緩む口元を引き締めなおす。
若い男を含めその場にいた者達からも逃げる様に電車に乗り込んだ。
一駅が過ぎようとする頃、和枝は平静を取り戻し、何気なく貰ったティッシュに目を落とす。

「!?」

和枝は声を出してしまいそうになり口を手で塞いだ。
ティッシュを豊満な乳房に押し付けて隠すと周囲を見渡す。
電車の中は空いており和枝の周りに人はいなかった。
震える手でティッシュを扱い、恐る恐るティッシュの内容を改めて確認する。

『倶楽部養豚場』

黒いパッケージ上部に白く抜かれた文字はそう書かれていた。
中央に女性の顔が大きく印刷されている。
顔の輪郭が映らないほどのアップだ。
目の部分は丁度文字に被って目隠し状になっている。
そして鼻の部分がパッケージの真ん中に来るのだが、鼻の穴が金属のフックで吊り上げられ広げられた無残な顔だった。
写真の女性は和枝と同じ年代の、それも和枝と同様肥満である。
それ以外には、パッケージ下部に小さな文字でURLが書かれているだけだった。

和枝は急いでティッシュをショルダーバッグに押し込み、以後は俯いたまま電車に揺られていた。
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