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官能小説 肥満熟女の園
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タクシーは雑居ビルの前で止まった。
タクシーから降りた斉藤和枝は通勤で着るいつものスーツ姿だ。

数時間前に電話を切った和枝は、それから十数分後に我に返った。
これから倶楽部へ出向く和枝だが、どのような服装で行けば良いのか解らない。
倶楽部と名の付く場所に普段着はないだろう。かといって洒落た服など和枝は持っていない。
あれこれ家中を探してみるが、結局はいつものスーツ姿に落ち着いてしまった。

和枝は自分を降ろしたタクシーが走り出し、完全に見えなくなるまでその場から動かない。
運転手は赤の他人であり、和枝の事も、雑居ビルの事も知らないはずだが、それでもこれからこの場所へと入って行く和枝の姿は見られたくなかった。

黒田松子と名乗る女性から電話で教えられた住所。
この雑居ビルの中に『倶楽部養豚場』はあるはずだ。

雑居ビルは意外にも和枝の勤める会社に近い場所にある。
いや、倶楽部養豚場の窓口となったティッシュを受け取ったのが、この側の最寄り駅なのだから意外ではないのかもしれない。
和枝は知人や縁者の存在に気を払いつつ足早に雑居ビルへと入る。
雑居ビル内でも周囲を気にして逆に挙動不審に見られてしまわないよう、そのまままっすぐエレベーターへと乗り込む。
指定の階のボタンを押して扉が閉まっても和枝は安堵の溜息を吐き出す事はない。
まだ倶楽部へ辿り着いてさえいないのだから。

和枝は、ここまでを駆け足で行って来たため自分が汗を掻いている事に気付いた。
肥満熟女である自分の多汗症は今に始まった事ではない。
制汗消臭スプレーは家に買い溜めているし、出掛ける際にはスプレーを1本ではなく2本常備する。
それは彼女にとって当たり前の日常動作になっているはずだったのだが、倶楽部という日常とは掛け離れた場所に赴くにあたって動転し、スプレーどころかあぶらとり紙や化粧小物にいたる全てを忘れて来てしまった事に今さら気が付く。

和枝はエレベーターの階数表示を見ながら腋を持ち上げ、腋汗パットの吸水性を超えた汗がスーツに腋染みを作っていないかを確認する。
湿ってはいるが辛うじて腋染みはできていない。
エレベーター内が個室である事をよいことに、和枝は自らの腋の下へ鼻を近付けて匂っても確認する。
和枝は片目を強く閉じ鼻の横にしわを作る。
自分でも引いてしまう香りだ。
今後、腋は極力閉じておいた方が無難だった。
そうこうしているうちにエレベーターが止まり扉が開く。

エレベーターから降りるとそこは小さなエントランスだった。
目の前に小さな窓があり正面の道を見下ろす事ができる。
そして左手に雑居ビルに似合わない重厚な扉が一つ。
表札も何も掛けていない扉だが、指定された場所は間違いなく此処だった。
和枝は扉の横にあるインターホンを押そうとするのだが躊躇ってしまう。
インターホンのボタンへ何度目かの指を伸ばそうとした時・・。

「和枝さんね。今扉の鍵を外すわ。そのまま入って来て頂戴」

まだボタンを押していないインターホンのマイクから松子の声が聞こえ、次に扉から解錠音が聞こえた。
和枝は驚いて扉の周囲にカメラの類を探すが見当たらない。
和枝は意を決して扉を開ける。
小さな正方形のスペース。そして目の前にまた扉があった。二重扉だ。
入って来た背後の扉から施錠音が聞こえてから新しい扉の解錠音が聞こえる。

和枝は二つ目の扉を開けた。
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[2011/10/14 Fri]
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