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官能小説 肥満熟女の園
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H240210


両手を壁につけ両脚を広げ前傾の姿勢。
この場合の壁とは鏡であり、斉藤和枝はそこへ映り込む無残な豚面の肥満熟女と掌を合わせ一体化した。
もとより映り込む像とは和枝本人に他ならず一体化もなにも同一人物である。
しかしこれまで、和枝の心の一部分は頑なに、目の前の鼻フックを着け見るも無残にひしゃげた顔の持ち主が自分自身である事を認めようとはしていなかった。
実に無駄な足掻きだ。
そんな和枝の自尊心を嘲笑うように、和枝と同じ動作を経て掌を合わせて来た鏡の中の豚。
和枝と鏡の中の豚が一緒に眉を下げ八の字とする。
度重なるシンクロの名の事実を突き付けられ、もう壁一面の鏡面が映し出す現実を全面的に認めるしかなかった。
この豚は自分だと‥。

「ああ・・ハァ、私は・・、和枝は豚・・なのね」

和枝のガラスの心に亀裂が走り音を立てて砕けた。
もちろんそんな内なる音を聞いたのは和枝本人だけだった。
それにも関わらず、現実世界の鏡の方は、汚く下品極まる豚を映しながら亀裂が走るでもなく、その醜過ぎる有様に砕けるでもなく悠々とそびえ、和枝の心よりも頑強な高度を誇ってみせる。

「そうよ。和枝さんは豚よお」

和枝にその姿勢を強要したのは、和枝の背後で尚も楽しそうに笑う黒田松子だ。
彼女は和枝の足を蹴り広げガニ股とすると、髪を掴んで前へと押した。
結果として和枝は、鏡に対して庇い手を余儀なくされる。
庇い手が無ければ潰れた鼻が鏡に衝突して更に潰れてしまった事だろう。

松子は和枝の何度も繰り返す自問自答に飽きず付き合って来ている。
今まで何人もの豚熟女を見て来たが、一様に同じ事を付き合って来た。
倶楽部養豚場に出会う前の彼女等が、それまでの長い期間を人間のフリをして生きて来たのだから、豚と人との間を揺れ動くのは仕方のない事だ。
この先もきっと、何度も豚である事を再自覚する場面があるだろう。
松子は笑った。
その場面こそが松子の好むものであり、それはきっと和枝もまた好むである場面だからだ。

「豚鼻に鼻糞を蓄えた四十五歳の肥満豚熟女。んふふ・・滑稽が過ぎるわよお和枝さん。・・それで、これからどうするう?。 私の目の前で、そのでっかい鼻の穴に指を突っ込んでホジホジ鼻糞をほじって見せてくれるのお?w」

それは的確な指摘であり、和枝は自分の立場を既に目で見て認識しながらも、耳で聞き再認識させられた。
だが、年齢と体型は和枝当人の問題だとしても、鼻糞の原因は松子にあるはずだ。
彼女が途中で放棄した、鼻のマッサージと称する中途半端な鼻ほじりが為に、鼻の穴の中で転がり束ねられた粘液の滓が鼻糞という塊になったのだ。
しかし松子の笑い声に後悔や罪悪感という類の感情は微塵も感じ取れない。
逆に優越感が度が過ぎる程にたっぷりと感じ取れる声色であった。

そして蓄えるも鼻糞は左右の穴に見られた。
それでいて左右で質と量ともに異なり、その不均等さが、バランスの悪い和枝の肉体から生み出された老廃物の有り様として頷けた。
左の鼻の穴の鼻糞は、小さな球体を成しながらも表面を岩石に似せ、形状からすれば容易に転がり出てきそうなものであるはずながら、その性分も岩石に似たとみえ頑固に篭城を決め込む。
右の鼻の穴の鼻糞は、水気に富み手足を伸ばすと表面積を稼いでもいたし、その手足の先はしっかりと鼻毛の根を掴み、鼻息の気流で落下傘にみる膨らみを作っては萎んでいた。
穴に岩に落下傘とくれば、和枝の鼻の穴がメキシコのサン・ルイス・ポトシにある世界最大級の縦穴ゴロンドリナス洞窟にも見えて来るだろう。
スカイフィッシュで有名だ。
深さ400メートル。
和枝が立たされる恥辱の深度としてもあながち大袈裟ではないかもしれない。

「ああ・・、それだけは・・どうか、許してください」

鼻フックで吊られる事は非日常の羞恥。
人前で鼻をほじる行為は日常における羞恥。
和枝は無意識に羞恥の種類を分けており、前者は夢うつつに誘うもので、後者は現実に引き戻す類と線引きをしていた。
半分は諦め、きっと松子の見ている前で鼻をほじらされるのだと思っていた和枝に対し、松子は意外にも即答で彼女の望みを聞き届ける回答をして来た。

「いいわ。許してあげる。・・だからもう、私の前で鼻をほじってはダメよお?」

「!?」

和枝は自らの軽率な発言を後悔した。
人前で鼻をほじくる行為を免れたものの、その結果鼻糞の問題は解決を見ない。
松子は和枝の願いを聞き入れる形を取りながら、実に巧みに和枝を追い込んでくる。
そして此処へ来てからというもの、和枝は松子の視線を感じなかった事がない。
故に彼女の前ではと銘打ちながら、実のところ自ら鼻をほじる行為自体が余すところなく禁じられ、自らで鼻糞を処理する手段を失った形だった。

「・・ッ、あ、あの・・。・・鼻糞を採っては頂けないのでしょうか?」

和枝は鏡越しでも松子の顔を見れる位置にありながら、あえて振り返り松子に自分の情けない顔を見せた。
鼻腔に鼻糞が見え隠れするのも承知だ。
和枝にできる事は、自らの情けなさを露呈し、相手に慈悲を乞う以外になかったからだ。

「あらあら、そんな事を人に頼むのお? それって自分で鼻をほじるよりよっぽど恥かしい事ではなくって?」

もちろんだ。
和枝が小動物の様に身体を震わせるのは、小動物と同じ恐怖の理由からではなく、羞恥心が悲鳴を上げている事に他ならない。
そして身体の震えは、前屈の為に垂れぶら下がった巨大と言うよりは縦に長い乳房をまた揺らした。
その乳房にして隠し切れない縦にも横にも大きな腹肉もまた揺れ、鏡の中と外で踊っていた。

「ふふ、答えはNOよ。 本当はほじり出してあげて、親指と人差し指で弄って糸を引く様を貴方に見せてあげたのは山々なのだけど・・、これだと貴方のお願いを続けて二つ叶えてあげる事になるでしょう?。 確かに私は優しいけど‥、過保護になり過ぎてしまうのよ、豚の躾とするならね」

確かに松子は優しい女性だ。
豚の望みをただ叶えるのではなく、その躾までも考慮している辺りが実に優しい。
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