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官能小説 肥満熟女の園
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「んふう 私は嘘が嫌いなのよお。だから先に、正直に言っておくわね。鼻フックに恋焦がれられている和枝さんには、少々酷なお知らせよ」

黒田松子はいけしゃあしゃあ言ってのけた。
彼女の言う嘘が嫌いとは、きっと自分が嘘をつかれる側のときを限定しての事だろう。

「な、なんでしょうか?」

斉藤和枝が身構えるのも無理はなり。
鼻フック自体が本来酷に分類される事柄であり、それに加え酷と宣告されたのだから。

「この鼻フックだけど、仮会員のために用意された貸し出し用なのよ。・・だから今まで何人もの肥満豚熟女たちが鼻の穴に突っ込んできた代物ってわけ」

基本的に笑みの表情を崩さない松子は、笑いながら鼻フックのベルト部分を指の腹で擦り、その指を自身の鼻へ持っていくとクンと嗅いで見せた。
すると笑みは笑みなのだが、眉間に皺を寄せ、どこか困った顔にも見て取れる微妙な笑みを作る。

「・・・っ」

聡明な和枝は、松子の言葉そして態度から、彼女の言わんとする事を理解した。
鼻フックのベルト部分は皮製であり洗う事ができない。
故に先人達の汗や涙、涎や鼻水といったものが多分に染み込んでいるのだ。
もしからした、それ以外の物もやはり染み込んでいるのかもしれない。

「中古品しかご用意できなくて、処女新品の和枝さんには本当申し訳ないわ。・・どうする?。着けるの止める?」

和枝は唾を飲み込んだ。
瞳を更に一段階、暗い光を強くする。
どうしたことだろう、鼻フックが汚らしい中古品であると知り、何故か鼓動が増してしまう。

和枝には潔癖症とは言わないまでも、汚い物よりは当然清潔な物を好む普通の感性がある。
それは、洗いたてのシーツ。真新しい下着。おろしたての靴。・・・
この際アンティーク趣味も持ち合わせていない。
なのに何故?
それは和枝が内に秘めていた、恥辱や陵辱願望に繋がる部分だったのだが、まだ常識の枠にいる和枝にはうまく消化ができない事柄であった。

「いえ・・着けさせて・・下さい」

和枝は理屈よりも感性で決意を固めた。
そのくせに、自尊心を守るべく、頭の方はまだ縋れる理屈を探して回転している。
もとより使い回しの品しか無いのだから選択の余地はないのだと。

和枝の決意の言葉を聞き、松子は笑顔で頷いた。
そしてそのすぐ後、何かを思い出した様に、目を見開き視線を何も無い天井へと向ける。

「あら、そういえば以前買っておいた新品の鼻フックが引き出しの奥にあったかもしれないわね・・。よかったわあ。ちょっと待ってね和枝さん」

松子は和枝に背を向け、机へと歩もうとする。

「ま、待って下さいっ。その鼻フックが・・、その鼻フックがいいんですっ」

和枝は慌てて松子を引き止めた。
その言葉で、松子の歩みも止まる。
いや、もともと一歩も進んではいなかった。
ゆっくりと振り返る顔に笑みを浮かべている。

「っ!? ・・ああ・・、あああっ・・・」

和枝は松子の小芝居に釣られた自分に気付いて頬を赤く染める。
もちろん釣られた事を恥じての赤面ではない。

「あらあ・・そうなの?。 こ、の、鼻フックがいいのね、和枝さんは・・」

松子は汚い物を持つように和枝ご所望の鼻フックを指先で摘んで持ち自分から少し遠ざけた。
そして笑いながらも怪訝に、声を発さずに唇を動かす。
視線は物言わぬ鼻フック。
鼻フックと交わすヒソヒソ話だ。

和江は、瞬間的に習ってもいない読唇術が使えてしまい、そして松子の次の言葉が聞こえた。

『臭くて汚いアナタがいいんですってよ・・。類友のたぐいで共感部分があるのかしらあ・・。・・そんな顔しないの。確かにあっちの鼻の穴も、臭くて汚ないけど我慢なさい・・。ベストパートナーよ、実際・・。 ふふ・・』

最後の鼻で笑う部分だけは肉声だった。

和枝は頭を振った。
たぶん松子はそうは言っていない。
ならば今の自分を辱める言葉は、自分で創作してしまった事になる。
自分から辱めを求めた事になる。
和枝は頭を振った。

松子は鼻フックとの会話を済ませ、首を振る和枝に対して『どうしたの?』と言った顔を向けていた。
その視線に気付いた和枝は首を振るのを止め、松子と向き合う。
松子はにこりと微笑んで言った。

「よかったわね和枝さん。この子、我慢して装着させてくれるってよ」
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