2ntブログ
官能小説 肥満熟女の園
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
H231113.jpg

奪われた着衣の権利。
生まれて初めて人間の基本的な権利の一つを取り上げらてしまった斉藤和枝には、裸を他人に見られる恥かしい気持ちと情けない気持ちのほかに、心細く落ち着かない気持ちが渦巻いていた。

そんな和枝の心情などお構いなく、次に髪留めとイヤリング、細いネックレスとが取り除かれて行く。
この時まで和枝にとって髪留めとは、髪を纏め仕事の能率を上げる事を目的とした道具であり、貴金属に至っては年相応に周りに合わせ身に着ける物のはずだった。
まさかそれらが取り外されて行くたびに、自分の人権が侵害されていく思いを味わうなど思ってもみなかった事だ。

「髪をおろした方が若く見えてよ和枝さん」

黒田松子は和枝の髪留めを外し髪を撫で下ろすと世辞を言う。
確かに背中に垂れた艶のある黒髪は和枝を歳よりも若く見せるのだろう。
しかし、素っ裸で熟れ崩れた肉体を晒す和枝にその微妙な効果はさほど期待できない。

「これも外すわよ」

松子は和枝の返事を聞かずに眼鏡へと手を掛ける。
和枝に最後に残る人間の証明。
人と豚との境界部分に知性の象徴がくるとは皮肉が効いていた。

「メガネも・・ダメなのでしょうか?」

和枝の視力はそれほど悪くない。
和枝にとって眼鏡は、視力を補う事よりもむしろ企業人としての制服といった意味合いのほうが強い。
だが和枝は仕事から離れたプライベートでも眼鏡を掛け続けて来た。
習慣と言えばそれまでだが、習慣となった理由こそは実に些細な事だった。

以前、和枝がコンタクトレンズに切り替えた際に、周囲からやれ男ができたと冷やかされた経験がある。
眼鏡姿が定着した者が眼鏡を外すと周囲が要らぬ勘繰りをするものだ。
事実男ができたのであれば和枝はそのままコンタクトレンズを愛用したかもしれない。
しかし実際には男の影もない独り身の和枝。
和枝は事実無根な事で冷やかせるのが嫌であったし、また、自分が周囲へ嘘を付いているような申し訳ない気持ちにもなり眼鏡愛用者へと戻った。

「ダメと言うか、邪魔になるわよ・・絶対に」

松子は和枝の眼鏡を外し顔を覗き込む。
眼鏡は、既に他者と相対する際の身体の一部といってもよい物だ。
他者に裸体を晒す事に慣れていない和枝は、同じく裸顔を晒す事にも慣れていない。

「メガネの印象が強くて今まで気付かなかったけど、こうして見ると和枝さんは鼻が少し大きいかしらね」

「え!?」

和枝の鼻には眼鏡を乗せていた鼻パットの跡が残っている。
ファンデーションもそこだけ剥がれているので輪をかけて目立つ肌の張りを失った熟女には軽率な二つの楕円。
松子は和枝の鼻の跡を指の腹で撫で、ファンデーションを引き伸ばし整えてやる。

鼻が大きい。
和枝にとってその指摘は初めての事であり戸惑う。
ただ、まったく身に覚えが無くもない。
自分の顔の中で一番嫌いな部位は鼻だった。

「メガネを外したがらなかったのはそのせいだったのね?」

和枝は言葉を失う。
意識していた訳ではないが、もしかしたら深層心理が働き、知らず眼鏡に用途以外の依存をしていたのかもしれない。
レンズという防壁で俗世と自分とを断絶していた和枝は、これから裸眼で現実を更に直視していかなければならない。

「ふぅん・・、それほど目は悪くないのね。・・マニアックなうちの男性メンバーにはメガネが良いという人もいるけど、和枝さんは美人なのだしメガネで顔を隠していてはもったいないわよ」

松子は和枝から取り外した眼鏡をかざし見てレンズの度が低い事を確認し微笑む。
これから倶楽部養豚場の奥へと歩を進めるに際して、眼鏡を外したら何も見えないというのでは困ると考えたからだ。
松子の危惧は早い段階で取り除かれた。

「そ、そんな理由で掛けていた訳ではありません。・・それに、美人なんて・・」

和枝は眼鏡フェチという異常性癖の話題よりも、松子が自分のことを美人と称した事に気恥ずかしさを感じた様だ。
(痩せたら)美人。(若ければ)美人・・。
和枝が稀に美人と言われる場面では、必ず一呼吸の間が開けられて来たのだが、松子は間を開けずにサラリとその言葉を口に出したためだ。

「本当に自分に自信がないのね和枝さんは。・・ふふ、けどそれが肥満熟女の魅力でもあるわ」

松子は和枝の髪の毛を掴み後ろへと引っ張った。
少々乱暴だ。

「ああっ・・ん・・!?」

和枝の顎が上がる。
肥満ゆえに二重アゴ気味であった和枝の皮膚が伸びアゴ先が尖る。

「安心なさい。 美人と言われると違和感があるのでしょう? 美人は確かに誉め言葉だけど、此処での最上級の誉め言葉は『豚』だから。 ・・この言葉なら素直に受け止められるでしょう? あははっ」

和枝は首を動かせない為、目玉を動かして松子の顔を、松子の目を見た。
そして松子の視線が自分の鼻の穴を見据えている事に気付いた。

「だって、さっきは鼻が大きいと・・」

「・・・鼻の穴の中を見られている事に気付いたのね。さっきよりも鼻の穴が広がっていてよ?。 こんな恥かしい穴を覗かれて興奮してるだなんて和枝さんはいやらしい人ねぇ。 ・・ふふ、豚の鼻みたい」

松子の言葉が事実であれば、和枝の鼻は大変に褒め称えられた事になる。
しかし和枝の身体を震わせたのは、褒められた気恥かしさや、まして嬉しかったからではない。
純粋に恥辱からだった。

「ところで、鼻が大きいと不美人だと誰かが決めていて?」

和枝の鼻の穴がまた大きく広がった。


関連記事
// ホーム //
Powered By FC2ブログ. copyright © 2024 倶楽部養豚場 all rights reserved.
ブログ 概略

官能小説を扱うブログです。

キーワードは、
肥満・熟女・恥辱・屈辱
豚・豚鼻・鼻フック
汚い・臭い・匂い

豚が絶頂った回数

プロフィール

豚カツ

Author:豚カツ
豊潤豊満な大人女性に魅力を感じて止まない純愛派。

最新記事
全記事表示リンク
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2ブログランキング

肥満熟女の肛門だと思って    おもいくそ押して下さい。(↓)

FC2Blog Ranking

ぬっぷりと

リンク
検索フォーム

RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム
QRコード

QR

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: